歩く地蔵の軟派譚

30過ぎた打診ができない男の手記です。有益ではない。

回顧録 コンビ

最近、雑遊びPとコンビさせてもらうことが増えた。

 

今までの自分はというと、食いつきがない相手とのトークや打診力に全くの自信が持てず、相方の迷惑にしかならないからと取り組んでは来なかった。

しかし週末の人手や美人の比率に目を向けると、どう考えても飛び込むのが吉というのは明白で、仲間の後押しにも助けられ機会を作るようになったという運びである(本当に感謝)。

 

直近の3出撃は基本雑氏とのコンビ。雨の中付き合ってくれてBIGLOVE。。。

 

合流→地蔵トークor乾杯で高めあう→声掛け

これが毎度のルーティン。

 

出撃時は彼が前衛を担ってくれた。

すまねぇなと思いながら時間差で逆側に滑り込む。

 

反応は取れるが連れ出せない。ムムゥ。

女の子達のあしらってる感が、ソロの時より強い気がする。

コンビまじむずいwwセオリーとか考える余裕ないwww

 

雑くんの音速和みはとにかく早い。担当子が笑いながら段々バカになってくのがわかる。スピード感に全くついていけずアッアッと言うしかなかったww

 

カオ〇シの真似にも疲れたころ、旅行者ヒット。

雑「こんばんは(キラキラ)」

女1『あ、はい』

~音速和み~

た「アッアッ…肌…きれい…ア」

女2『ありがとうございます…』

 

雑神が軽快にトークを運び、自分も何とか立て直して、セパ配置で並行トーク国分町案内→ちょい粘って居酒屋連れ出し。

詳しくない人に知識ひけらかすときだけは饒舌になるのやめたいww

 

居酒屋でそこそこ盛り上がった気はしたが時間グダ+セパ断固拒否の空気崩せず終了。

不思議な貞操観念をもっていたな…

 

雨も激しくなり、帰りながら反省会。

・刺し足りない

・ハンドテスト等スキンシップ不足

・Mっぽかったので軽いマウント取ったが完全に失言だった

・声のトーンと初回のリアクションには全力(前衛時)

 

女の子の属性的に可能性あったかもなので次に活かそ

回顧録 西川口

結果:1即

 

西川口

駅前ホテルチェックイン。フロント二階で調子よい。

チャイナタウンを見たくて駅周辺を散歩したが、意外と小さくて気づいたらピンク街に

入っていた。とにかく外国人が多い。あと嫌な暑さ。

 

サウナ探して徘徊しているとコンカフェの呼び込みが聞こえた。

もともと声小さいけど頑張って張り上げてる感じの声に好感。

「背と胸は小さめで色白、華奢、黒髪ショートボブってところかな~」と勝手に想像しながら路地を歩く

ふと声の方に目をやると、胸がでかい以外想像してた通りの子が立っていた。

つい「ングゥッww」みたいな声出た。タイプ過ぎる…

 

「○○ってサウナ、この辺?(フヒュッ」

『えーどこだろ、わかんないです』

「そっか~ありがと(ヒュ~ヒュ~)」

緊張していないように振舞おうとしたが呼吸がうまくいかなかった。

ひと呼吸おいての去り際、

『住所的に絶対近いし一緒に探しますよ』

「いや仕事中やん」

食い気味に突っ込む

『人、全然歩いてないじゃないですか』

「そ、そういうもん…??(ドキドキ)」

こうして店外デートが始まった。このまま二人でどこか行ってしまいたいと思った。

 

1分後、

『あ!ここですね笑』

「ここだね…」

サウナは嬢のお店の裏手にあった。束の間すぎたふわふわ時間

こんなに気が進まないサウナは初めてだ。

「また、持ち場に戻るの?」

『そうですね』

「一緒にお店入ったら、お姉さんと話せるの?」

『そうですね、もちろん』

「一緒に探してくれたお礼に、ちょっとお邪魔しようかな」

『え!?いいんですか!?』

 

虚勢を張っても、中身はただのチョロおぢなのである。

そして人生初のコンカフェ箱in──。

 

普通に楽しかった。

無理にシャンパンをあおる事もせず、キャスドリもチェキもめっちゃ喜んでくれてうれしかった。個人的にはキャバクラより好きかも。

 

いやあ、いい経験だった

で終わらないのがナンパ師である。

でも自分は終わりました。

 

サウナ後奇跡的に先述の嬢と鉢合わせし、サ飯付き合って→すき屋→和みながら駅へ向かう。

 

一方的なものだが今日の出会いは経験したことのなかったものだったので、ほんとに根拠もなく運命は感じていた(危険思考)。

思い切って、でも物腰はやわらかくホテル打診する。

 

「もう少し一緒にいよ、ホテルそこだし」

『え、私帰りますよ?今日ありがとうございました(スタスタスタ)』

 

数年前に経験したP活子と同じ匂いがした──。

 

 

そして翌日

2時間程何も起こらず。ガンシカ多いと体力の削られ具合やばいww

やっぱり仙台って天国なのかな

汗かきすぎてたむけんみたいな髪になったのでホテル帰還→出直す。いつもの自分ならここから絶対でないのにww

 

徐々にオープンしだす。声の調子悪かったのか?

30分くらいやって乳子hit。

めちゃ反応良い。手つなぎ→腕組みまで従順にこなす。

G65の即系てやばいよ…と勝手に興奮しながらホテin。

部屋でしろくまアイスを食べながらギラつく。手の平に違和感。

(乳房が…手に収まる…??)

実サイズはD65。お前一体どうやった????そのしたり顔やめろwww

 

急激に気分とチンコが萎えだす。

G65だと思っていた時の勃起貯金もなくなり、射精なしfin。

中折れしながら腰を振る様は本当に情けないww

 

しっかり最後は笑顔で解散し終了。

ガンシカ多くて大変だったけど結果出せてよかった──。

回顧録 草加

結果:1即

 

草加

車を4時間ほど走らせ埼玉に到着。

ビジホは〇〇イン(どこにでもあるやつ)だったので連れ込めるか戦慄していた。

初日は社長と飯食ったので諦めてはいたものの、なんとなく街の女性に違和感。

 

≪てか胸大きくない?≫

 

首を傾げたまま草加健康センターへ。至福。ブロワーのアウフグースやばすぎて死刑かと思った。

 

2日目、満を持して抜錨。

20時にも関わらず電車が来ないと人出がほとんどない。全然満を持していなかった。

30分程たわわウォッチング(地蔵)する。

4声目くらいで駐輪場からチャリを出そうとしているバイト終わり子hit。急だったのでテンパる。

「月、月綺麗、アッ」

『?』

「今日バイト終わるの早いじゃん」

『そうなんですよ、あれなんで知ってるんですか?』

「全然適当に言ったから焦ってる、他人だよ笑」

『ですよね笑』

「飲み足りない顔してたから」

『まだ飲んでないですよ笑』

 

バイト早い~飲み足りないトークが支離滅裂。

テンパると3秒前の会話すら忘れるので気を付けたい

 

何とか持ち直し並行トーク。食いつきはなんとなく感じている。押しに弱そう。

明日も仕事だし早くゐれたい

 

「埼玉暑すぎ。どっか入ろ」

『私自転車見てなくちゃいけないし…』

「オッケー」

サドルのレバーをくるくる回した。

『どうするんですか?』

ほどなくして外れたサドルをひょいと上げ、リュックにしまう。

「絶対盗まれないチャリのできあがり」

『ウケる笑』

意外と受けたww

 

で、コンビニ→ホテ→即。

フロントに人いなくてよかった。

 

『遊びたいとは思ってるのに、なかなかできないんです』

ってセリフが印象的だった。

たしか「穴モテって言葉もあるし、その気になれば簡単じゃない?」みたいなことを言った記憶があるが、絶対最適解ではないと思うww

たぶん、一通り遊んだ後の恋愛観とか聞きたかったのだろうか

 

帰り際チャリにサドルを戻すとき

「くるくるくるくる、きっとまた来る」

と繰り返しながらレバーをクルクルしていると、即子も繰り返してきたのエモかった──。

回顧録 旭川

結果:1即

 

留萌市に出張。

黄金岬きれい。廃線になるらしい留萌本線も乗ってみたかったな。

にしんそばも美味しゅうございました。

駅前のホテルを予約していたものの、電車から案件出てこず。

ここまでおなごがいないとは…

 

1時間程街を徘徊して眠。

 

 

一晩で留萌は知り尽くしたので(誇張)、少し車を出して旭川へ。

1.5時間ほど走ると想像の5万倍程発展した街が。

これこれ、とドキがムネる。

 

19時過ぎ着。まずは散策。

めちゃ歩きやすい街だな~とか思いながら、連れ出し先に目星をつける。

個室搬送どうしよ…まずは車にぶち込むしかないよな…

 

1声目、綺麗なぴえん2人組。

「二人してNeedy Girl Overdoseみたい!」

知らないようでぽかんとされた。

つかみはダダ滑りだったが反応がよい。

未来は感じなかったのでシンプルに外見褒めながらちょい並行トークして放流。

ここのぴえんは綺麗だしお礼もちゃんとできて偉い。興奮した。

できれば3Pしたかったです。

 

ニチャつきも冷めやらぬまま2声目。

飲み帰り子hit。1声目のコンビがオープンしたのがうれしくて、しばらく並行トークの内容はかなり適当だったはず。

スタバのカップをいじり、ちょっとお茶しよでベンチに着席。

『え、ここ?笑』

と笑われたのが気持ちよかった。

 

和みの時点で食いつきはなんとなく感じられた。

自分は飲み物ないので子のやつ飲んでた。

 

(23時には帰宅したいから、21時半に旭川を出るとして…居酒屋連れたら遅くなるな…どうすればいい────。)

気付いたらめっちゃがぶ飲みしてた。

この減りすぎたコップを戻したら食いつき下がるかもと思って、持ったままでいた。

 

ふと、居酒屋に掲示された手書きのポスター?案内板に目をやる。

どうやら近場に夜景スポットがあるらしい。

自分の中のXmindが急に走り出し、シミュレーションが始まる。

大体どう転んでも行ける。あとは自分の打診力次第(な気がした)。

 

「ハァ~やっぱ旭川と言ったら夜景だよなぁ~」

『車でしか行けないよ』

「一生のお願い聞いてほしいんだけど」

『www』

「いこw45分で戻る」

 

⛰ 🚗💨💦

 

山頂付近の駐車場に車を停める。

展望台までの道中は真っ暗なので手をつなぐ。

「逆に危なくね?」

と小さな要求、腕を組ませる。

最終的にはバックハグみたいな格好で展望台についた(?)。

 

めちゃ良い夜景。普通に感動した。

オーバーに絶句したり語彙を失ったふりをした。

隣を見ると結構嬉しそうにしてたと思う。

 

近くのベンチには純愛そうなカップル。それを横目にキス。

 

全然だめじゃない『だめ』が聞こえた。いろいろと責める。

全然だめじゃない『こんなとこで』が聞こえる。

「隣のカップル、何かもどかしいじゃん?わからせよ」

 

過剰にイチャついた。

どこがとは言えないがトロトロになったところで下山した。

 

光の速さでラブホを検索し、搬送を試みるもなぜかグダ。なんでやww

 

結局、相手の家に行くことに。すぐにギラつくもシャワー入りたいらしく待つことに。

その間自販機で飲み物買っといた。

 

『ねぇ今日は帰らないで』

「いやさすがに帰るって、お互い仕事じゃん」

『やだ帰ってほしくない』

「そんな困らせないで。遅かれ早かれお別れするんだし」

『また会ってくれる?』

「絶対会お。具体的には来年の8月。ちょいちょい連絡取り合いながらさ」

『絶対ワンナイトで終わるやつじゃんw慣れてるでしょww』

「信じない奴は救われないんだぞw」

『ねぇ一緒に寝たい』

「明日起こしてね…」

 

無事陥落。即。

脱いだら細身E65でうれしかった。

 

途中から帰したくない雰囲気がすごかった。寂しかったのかもしれない。

旭川は出会いのほとんどがリアコミュらしいので刺激が欲しかったのかも。

結論は出ず、事後のまどろみに身をまかせて眠った。

 

──朝。何度もハグしてきてさすがに愛おしくなった。

「お邪魔しました」

 

こんなエモ即できてナンパ教わってよかったなぁと思いながら、北海道のクソでかい道をぶっ飛ばして帰った。

 

 

 

 

 

 

回顧録8 バリカタのウソ・ホント

8月に入り一回目のスト。

 

資格試験のセミナーのために会社の有給取っており、夕方からin。

TLに流れてきたブリーズネイビーのレンズのサングラスが欲しくて眼鏡市場に寄る。

普段アイウェアなど着用しない自分はフレーム選びに困った。

店員さんの意見も聞きながら迷うもその日は決められず。

退店際にクーポン券をもらった。LINEのIDなどは確認できなかった。

 

S氏と合流した。

初めましてをしたのは数日前だが、彼も岩クマー氏の講習を受けており自分の兄弟子にあたる。それもあって仲良くしていただいている。

巨乳センサーがとにかく敏感で地蔵トーク中も案件見つけると疼きだしているのがすぐわかる。好みの案件にぶつかっていけるのホントかっこいい。

数回指名し合ってそれとなく別れた。

 

のんちゃま氏の講習を受けて以来、「地蔵数<声掛け数」になってきたのが本当にうれしい。大阪でガンシカ耐性が少しついたようだ。定期的な都市部遠征もわりとガチで考えてる。

 

~~ソロ行動開始~~

壁際をコース取り、なるべく頭は動かさないようにサージング。1人目は地蔵した。。。

2人目も地蔵した。

 

すれ違ってUターンしたときに案件の位置が微妙だとなかなか声かけづらい。

今回だと、

1人目→アーケードにせり出したイオンのセールワゴンすれすれ。壁としては見通しがいいので逆サイドから追い抜いても相手に補足されている(地蔵したからわからないんだけど)。

2人目→案件の後方1mもないくらいの距離にカップル。この「案件の前後すぐに誰かいる」っていう状況が自分は地蔵しやすい。

 

しばらく悶々としながら回遊する。気づいたらアーケード2往復くらいしていた。(意識がサージングに向いていないので、この時間は地蔵と考えていない)

 

はっとして気を取り直して前を見る。目ぼしいソロ案件が2人、目に入る。

①モノトーンのタイトな服装、猫目、推定B65

②猫目、ラフな白Tシャツ、推定E70かF65

7秒ルールを意識してどちらに行くか、どちらがイジる箇所が多いか考える。

 

2秒ほど考えて、結局どちらにしようかなで決めた。②のシコ子。

 

「おねえさんこんばんは。ご帰宅中ですか?」

『え?』

「ご帰宅中!?!?!?」

『いや、古着屋いこうと思って』

「ちょうどいいですね!一緒に行きましょ」

『え、ほんとに言ってます?』

「もの足りねぇって顔してますよ。てかこんな時間に店やってんのかなぁ」

 

~~並行トーク~~

・近場から地下鉄

・職場がたかすの部屋と近い(ここですこし勃起)

一方的に自己開示するより決めつけトーク+α意識してみた。

①決めつけ正解→反応が早い、えーなんで??(良反応)

②決めつけ不正解→思い当たる節がないか考えるため?間が空くので、ちなみに俺はで開示する

どっちに転んでもおいしい。

 

自分はトークが本当に下手だしあがり症なので一度であれこれ考えられない。セリフのストックも多くできないので、ネタを節約できるよう、なるべく相手の反応がもらえるような話運びに注力した。

 

 

~~古着屋退店~~

「よくあんな場所の店知ってんね。関係者?」

『実はそうなんですよねぇ~』

そうではなかったんだけど、愛嬌というかノリの良さに結構勃起していた。

「送るよ、帰りがてら飯食お」

『えーうーん、いいんですか?』

車のエンジンをかけ、エアコンがきくまで自販機で立ち話。

帰路の途中にホテルがあることを思い出し、なんとか仕上げなければと思っていた。

 

(実はアーケードで飯→アジ〇ンリゾート搬送が頭にずっとちらついていたが、自分自身余裕がなく駐車場思い出せなくてテンパるし、弾丸即のイメージが全くできておらずこの流れになりました。和みの塩梅が把握できない)

 

一週間ほど前から彼氏と音信不通、遠距離、明日休みetc…

舞台が整いすぎている感じがして逆に怖かった。

 

「いこかぁ」

『お願いします』

「当たり前のことちゃんと言える人好きよ、親御さんに感謝やね」

『ありがとうございます、自分でも気を付けてるんですよね』

こんな感じで何かにつけて褒めまくってみた。声、ネイル、髪、服、友人、彼氏…自分に入った情報のすべてをポジティブな言葉に変換した。

 

でも何だろう、食いつきが感じられない…!

確かに愛想いいんだけど、ぜんぜん雌の顔になっていない。

 

~~飯屋~~

二人してクソ腹減っており適当に利久in。

席につき、いったん車に戻るふりをしてTwitterへ投稿。

自分はセックスをしたい。でも全くそこに近づいてる感じがしなかったので助けを乞うた。

 

ここでメンターのK氏よりLINEが飛んでくる。

【エモい夏】【手つなぎ打診】【もうちょっと一緒にいよ】

【軽いノリ・チャラさ】【責任は被る】

ふむふむ。百回くらい高速で瞬きして網膜にスマホの画面を焼き付けた。

 

地蔵癖が治ってきたとはいえ、まだまだシコい案件やタイプの女性には攻めきれてない。ここはぜひ決めたいところだった。たぶん、今日を逃したら今世でこの子と会えない。そんな予感がビンビンしてた。大体悪い予感って当たるから何とかしなきゃってなってた。

 

~~ドライブ~~

過去の恋愛遍歴や性事情など、掘っても掘っても攻め込むところが見えてこない。

ネイルみせてと言っても頑なに人差し指しか出してこないし。

ちょっとぶっこんでも変な空気になるので、面白く返そうとして結果茶化すだけのピエロになってるのが情けなかった。

 

利久⇔案件宅の距離が10だとすると、連れ込み予定のホテルは6のあたり。

ナビ壊れてるしスマホで開いてるグーグルマップはホテルを目的地にしていて大っぴらに見せられない。

土地勘はないのでとにかく遠回りを2周くらいしていた。

ホテルに連れ込むきっかけがどうしても作れない…もう詰んでるのだろうか?

 

30分ほど同じところを周回して、結局打診ができず心が折れた。

別れ際、車を停めて目を見て最後に打診する。やっぱり断られる。で解散。

ここまで来たらこっちのもんだくらいの勢いで断られる。気持ちはわかる。笑

 

打診にもコツというものがあるんだろうけど、ちょっとわからない。

どう動けばいいものか。

 

 

 

 

 

 

プロナンパ師®による講習、そして

筆不精が祟り、2021年になってしまった。

自分はというもの、相変わらず地蔵しがちなナンパライフを送っている。

 

 

7月某日、のんちゃま氏の講習を受けた。

それについていろいろ時系列にて(内容はポジティブなものです)。

 

twitterで面白いな~とよく見ていた方で、この人から学びたいと思ってからは流れるように行動していた。講習の内容や金額、事前の質疑等とてもスマートな対応をしてもらったのを覚えている。DMでファッションコンサルもしてもらえて満足度最高…ッ!

もうすげー楽しみだった。

 

それまでの自分はずーっと地蔵しており、2年で30声掛け1即というアフター・ビギナーズラックが怖いマンで、自己肯定感とかそれはもうなかった。

ストに出る前は雄弁にトゥイート→出た途端地蔵

これを週2でやっていた。

こんな自分が嫌で、この講習で地蔵克服できなかったらやめようと決意して受講に至った。

 

まあ今思うと、ただ自分を追い詰めたかっただけだと思う。

覚悟とか言いながら前日には楽しみになっている俺そういうとこやぞと思った。

 

仙台→大阪

まず受講にあたり期待値MAXで臨むため、

・経結膜脱脂(クマ取り)

ロエベのバッグ

・ゼロ地蔵note印刷(B5判)

・講師プロデュースのハイブラTシャツ

この辺を用意した。

 

特に上の2つは思ってたよりお金がかかって、ATMでお金下すときのジャコジャコいう時間が長くて膝が震えた。貯金はほとんどなくなった。

 

マネグダはじめ諸々の理由で夜行バスに乗り込む。

これから13時間かと思うと少し震えた。

 

in大阪

8時ころ梅田着。バス発着所にいた子が可愛くて地蔵した。

まずはニュージャパンでととのう。すっきりして退店。余裕をもって動けている、今日はいろいろ上手くいきそうと思って歩いていると、しっかり迷子になり遅刻してしまった。

 

DMで1謝罪してすぐ待ち合わせのカフェにたどり着く。のんちゃま氏をすぐに見つけた。

自分はスピリチュアルの類は全く信じないほうだが、彼から感じるそれはオーラというほかにない雰囲気をまとっていた。座った瞬間に胃が少しキュッとしたのが印象的だった。

挨拶とアイスブレイクも程々に、すぐ講習が始まる。

印刷したnoteを見せると爆笑していた。人間らしさが垣間見えて少し安心する。

気負いと内容の無駄の無さに3分ほどでキャパオーバーしたため、許可をもらい録音をした。

 

はわ~すごいな~と呆気に取られているうちに実地のフェーズに移行した。

ここも無駄の無い動きと講習に沿ったフレーズの使用。数声であっさりコンビニに連れ出す。

俺は「はわ~すごいな~(はわ~すごいな~)」という状態だった。

 

残りの時間は(お願いして少しロスタイムもらった)講師立ち合いのもと、自分もやってみる。フレーズ云々というより粘る事と楽しむ事を意識して取り組む。

 

地蔵、

 

地蔵、、

 

地蔵、、、

 

頭が真っ白になる。

 

なんでここに来たんだっけ?

地蔵克服したくて来たんだったよな・・

いやシンプルにこれだけやって声かけられないのやばくないか???

やばいなぁ、情けないなぁ…

……

 

と、いつもならこれでゾンビ化して無言徘徊→帰宅のルートだが、今日は違うスイッチが入ったらしい。お手本の粘りを思い出す。足を動かす。索敵する。そして柱にもたれかかるぴえんを見つける。

 

「こんにちは」

『・・・』

「でも、飲み足りないって顔してますね?(at14:00)」

『用事あるんで』

「なんていうか、遊び足りないなって顔してると思って」

『いや用事あるし』

「種の繁栄に貢献しなきゃで」

『もう行くんで』

 

怖さと緊張が渦巻いてトークもくそもなかった。顔は赤く、目はロンパッていたと思うし、最近日本語覚えた奴みたいな感じになってた。

 

何とか持ち直し、5分ほどトークしてLゲ。

おぉ、大都会でLゲできた…!!

 

普通に感動した。のんちゃま氏もほめてくれた。

ここでタイムアップ。解散する。

胸の高鳴りが止まないまま、蕎麦をすする。

 

(具体的な内容は割愛しますが、本当に濃いです。お値段以上。)

 

 

・・・・・・・・

 

 

18時ころになり、M氏と合流。

一度仙台で合流しただけの関係だけど、岩クマ―レッスンの兄弟子という理由だけで今回アテンドしてくれた。この心意気本当に好き。

コンビニKPしたり大会の話や師匠への愛を語った。

普通に盛り上がってしまって、急いでコンビニ退店。アーケード~泉の広場を一緒に回る。代表的な連れ出しスポットも教えてもらう。

まじで世話になった。現地民の声は本当に助かる。

まぁ今回は使わなかったんですけどね。。。

 

結局リミットすれすれまで一緒にスト付き合ってくれた。感謝。

 

そしてこの日、初50声掛けを記録した。

 

 

帰宅

大阪の滞在時間を少しでも長くしたくて、帰りは新幹線で東京→夜行バスで帰仙とした。コロナ禍ということもあり、こんな新宿は初めてって感じの過疎っぷりが印象的だった。

朝6時に仙台着。体バキバキだけど交通費3kのコスパにはかなわない。

シャワーを浴びて職場へ向かった。

 

今回の体験は一生ものにしたい、そんな遠征だった。

 

 

回顧録6 6月総括

5出撃 7声 3L 1I 0即

 

スト⇔ネト

ストは全然だけどネトではちょいちょい会えるしだいたい致せる。

週末ストしよう→ネトアポ決まる→アポ後にスト、結果だせず

これをよくやってしまう月だった。

難易度が違いすぎてどうしても逃げてしまう。楽にできるならそっちのがいいだろと。それはそうなんだけど、

・顔博打

・即ってうれしくない

・基本アラサーしかマッチしない

・テンション上がるほどかわいい子と会ったことがない

ネトの性質には納得しているつもりだけど、自分を変えたい気持ちは強いので退路を断つことにした。再来月までの契約が終わったら退会しよう。

 

2時間耐久路上トーク

3時間地蔵してやっとの思いで声をかける。いい立ち上がりだ。2声するもオープンのみ。やきもきしていると前方からスーツを着たOL風の案件を発見。なぜかスッと行けた。

「こんばんは!めっちゃタイプだと思って声掛けました」

『えっ、いやいや』

「帰宅中ですか?」

『そうなんです』

「カメラ初心者なんですけど、練習で被写体探してて~」

断られる。だがなぜだか今日はここから方向転換に成功。

「でもまじで素敵だと思って、ここでさよならしたら二度と会えないなーって。今度飯行きたいです」

『予定会えばいいですよ』

会話を広げたくて頭を回して、チバさんの運命トークの欠片が降ってきた。案件の反応とか全然そっちのけだった気がする。

LINEはすぐに交換せず、よく飲みに行くのかとか、趣味とか彼氏の有無とかあれこれ聞いてた。

そして気づくと2時間くらい話してた。よく付き合ってくれたなww

こんなにしゃべってて何も打診しなかった。頭がいっぱいいっぱいだった。

もはや何をしたくて話してたのかわからなかった。

LINE交換して放流。挨拶と飲み打診のLINEを送る。既読がつくことはなかった。

 

 

食いつきが上がる瞬間

山形出張中のある日、ペアでマッチした看護師とLINE交換して2時間程電話をした。

最初は少し生意気な印象。私男知ってますよ感が鼻についた。

「あ?これはかわいいかも???」

とホイホイされたたかす。必死に非モテ感を隠して話を続ける。何ならチャラ経験トークでマウントを取りに行く。話題が変わり、仕事の話に。仕事論とかチームワーク大事にしてるとかなんかそんなことを話した。

『なんかさ、めっちゃチャラいと思ってたけど真面目なんだね』

この一言から、さすがの自分でも実感できるくらいの食いつきを感じた。とにかく質問攻めにあう。通話を終えるころには、セックスするときはどんなプレイをしようかと考えていたくらいだった。

いざ当日。

彼女は口が臭かった。胃が悪そうな口の匂い。そして手がめっちゃ荒れている。ドライブして解散前に逆ギラ。

「いや俺初めての人とはしないから」

未経験の形式グダを男から放ったのは日本でも数少ないだろうな。

結果グダを半分崩され、笛。まぁでも笛勝ちといっていいだろう。

帰宅後、念入りに下腹部を洗った。

 

カツアゲ

下旬、終電も終わったアーケード。岩クマー氏と合流させていただき、指名してもらっていた。

踵を返し、追いつく。ここまではいい。勢いがついてる。しかし近づくごとに自信がなくなっていく。結局ヘタレムーブをかまし、自ら放流してしまった。

「カラ元気でもいいからテンション上げないとなあ」

送り出した恩師に顔向けできないので、勇気を出してもう一声。生足の若い女の子。

追い越して顔を確認すると、ワンチャンミテコと思えるくらいのぴえん系。

「こんばんは」

『えーナンパんですか?』

「そんなつもりはないけど、可愛いなと思って。これから飲み?」

『そうです。お兄さんお金貸してくれませんか?5千円』

驚いた。ナンパしてたかられるなんてほんとにあるんだと思った。

「いいよ。けど免許証写真撮らせて」

『それは無理です』

「じゃ3千円やるよ、LINE交換しとこ、返すつもりないだろうけどな」

『え、絶対返しますよ!!ありがとうございます』

3千円でなにができるねん。てか金ないのに夜中に歩くなよ。

 

…いやそうじゃない。

なぜ俺お金渡しちゃったの???

好奇心かなぁ、3千円ならダメージすくないし、勉強代かなぁ。

生意気そうな子だったな、でもなんとなく返ってきそうな気がするんだよなぁ

 

待てど暮らせど、お礼のLINEすら来ず。心のどこかで彼女の良心に期待してた。

ぴえんが苦手になった。

 

嘘をつくということ

東口への連宅通路。ここはなんとなく居心地が悪い。成功体験がないから。

それを払拭すべく3時間程地蔵していた。

前方から20代中盤程の案件を発見。いけそうな気がして声をかけた。

「こんにちは」

『えっ』

「こんにちは。めっちゃタイプで」

『あ、そうなんですか』

無事オープン。

『何歳ですか?』

「(若そうだよな、サバ読むか)26です」

『え、私すごい年上ですよ、32』

ここで失敗した。

「えぇー全然見えない!俺実は31で」

『なんだー近いじゃないですか』

そこから立ち話をする。盛り上げったので連れ確を感じて打診。

「ちょっとカフェ行きませんか?婚活について話しましょ」

『ごめんなさい。嘘をつく人とはいけないです』

「え?」

『さっき年嘘ついてたじゃないですか。無理です』

全然食いつきが落ちてたのがわからず、いい気になっていた。

まず謝り、そこからあの手この手で連れ出そうとするも、すっかり彼女から食いつきの気配が消えていた。

どんな小さいことでも一度ついた嘘は墓場までもっていくつもりで発さないとダメだ。

なんとなく後ろめたい年なんだよなぁ。

 

 

来月は今月の百倍の数こなせるようにがんばろう。