回顧録6 6月総括
5出撃 7声 3L 1I 0即
スト⇔ネト
ストは全然だけどネトではちょいちょい会えるしだいたい致せる。
週末ストしよう→ネトアポ決まる→アポ後にスト、結果だせず
これをよくやってしまう月だった。
難易度が違いすぎてどうしても逃げてしまう。楽にできるならそっちのがいいだろと。それはそうなんだけど、
・顔博打
・即ってうれしくない
・基本アラサーしかマッチしない
・テンション上がるほどかわいい子と会ったことがない
ネトの性質には納得しているつもりだけど、自分を変えたい気持ちは強いので退路を断つことにした。再来月までの契約が終わったら退会しよう。
2時間耐久路上トーク
3時間地蔵してやっとの思いで声をかける。いい立ち上がりだ。2声するもオープンのみ。やきもきしていると前方からスーツを着たOL風の案件を発見。なぜかスッと行けた。
「こんばんは!めっちゃタイプだと思って声掛けました」
『えっ、いやいや』
「帰宅中ですか?」
『そうなんです』
「カメラ初心者なんですけど、練習で被写体探してて~」
断られる。だがなぜだか今日はここから方向転換に成功。
「でもまじで素敵だと思って、ここでさよならしたら二度と会えないなーって。今度飯行きたいです」
『予定会えばいいですよ』
会話を広げたくて頭を回して、チバさんの運命トークの欠片が降ってきた。案件の反応とか全然そっちのけだった気がする。
LINEはすぐに交換せず、よく飲みに行くのかとか、趣味とか彼氏の有無とかあれこれ聞いてた。
そして気づくと2時間くらい話してた。よく付き合ってくれたなww
こんなにしゃべってて何も打診しなかった。頭がいっぱいいっぱいだった。
もはや何をしたくて話してたのかわからなかった。
LINE交換して放流。挨拶と飲み打診のLINEを送る。既読がつくことはなかった。
食いつきが上がる瞬間
山形出張中のある日、ペアでマッチした看護師とLINE交換して2時間程電話をした。
最初は少し生意気な印象。私男知ってますよ感が鼻についた。
「あ?これはかわいいかも???」
とホイホイされたたかす。必死に非モテ感を隠して話を続ける。何ならチャラ経験トークでマウントを取りに行く。話題が変わり、仕事の話に。仕事論とかチームワーク大事にしてるとかなんかそんなことを話した。
『なんかさ、めっちゃチャラいと思ってたけど真面目なんだね』
この一言から、さすがの自分でも実感できるくらいの食いつきを感じた。とにかく質問攻めにあう。通話を終えるころには、セックスするときはどんなプレイをしようかと考えていたくらいだった。
いざ当日。
彼女は口が臭かった。胃が悪そうな口の匂い。そして手がめっちゃ荒れている。ドライブして解散前に逆ギラ。
「いや俺初めての人とはしないから」
未経験の形式グダを男から放ったのは日本でも数少ないだろうな。
結果グダを半分崩され、笛。まぁでも笛勝ちといっていいだろう。
帰宅後、念入りに下腹部を洗った。
カツアゲ
下旬、終電も終わったアーケード。岩クマー氏と合流させていただき、指名してもらっていた。
踵を返し、追いつく。ここまではいい。勢いがついてる。しかし近づくごとに自信がなくなっていく。結局ヘタレムーブをかまし、自ら放流してしまった。
「カラ元気でもいいからテンション上げないとなあ」
送り出した恩師に顔向けできないので、勇気を出してもう一声。生足の若い女の子。
追い越して顔を確認すると、ワンチャンミテコと思えるくらいのぴえん系。
「こんばんは」
『えーナンパんですか?』
「そんなつもりはないけど、可愛いなと思って。これから飲み?」
『そうです。お兄さんお金貸してくれませんか?5千円』
驚いた。ナンパしてたかられるなんてほんとにあるんだと思った。
「いいよ。けど免許証写真撮らせて」
『それは無理です』
「じゃ3千円やるよ、LINE交換しとこ、返すつもりないだろうけどな」
『え、絶対返しますよ!!ありがとうございます』
3千円でなにができるねん。てか金ないのに夜中に歩くなよ。
…いやそうじゃない。
なぜ俺お金渡しちゃったの???
好奇心かなぁ、3千円ならダメージすくないし、勉強代かなぁ。
生意気そうな子だったな、でもなんとなく返ってきそうな気がするんだよなぁ
待てど暮らせど、お礼のLINEすら来ず。心のどこかで彼女の良心に期待してた。
ぴえんが苦手になった。
嘘をつくということ
東口への連宅通路。ここはなんとなく居心地が悪い。成功体験がないから。
それを払拭すべく3時間程地蔵していた。
前方から20代中盤程の案件を発見。いけそうな気がして声をかけた。
「こんにちは」
『えっ』
「こんにちは。めっちゃタイプで」
『あ、そうなんですか』
無事オープン。
『何歳ですか?』
「(若そうだよな、サバ読むか)26です」
『え、私すごい年上ですよ、32』
ここで失敗した。
「えぇー全然見えない!俺実は31で」
『なんだー近いじゃないですか』
そこから立ち話をする。盛り上げったので連れ確を感じて打診。
「ちょっとカフェ行きませんか?婚活について話しましょ」
『ごめんなさい。嘘をつく人とはいけないです』
「え?」
『さっき年嘘ついてたじゃないですか。無理です』
全然食いつきが落ちてたのがわからず、いい気になっていた。
まず謝り、そこからあの手この手で連れ出そうとするも、すっかり彼女から食いつきの気配が消えていた。
どんな小さいことでも一度ついた嘘は墓場までもっていくつもりで発さないとダメだ。
なんとなく後ろめたい年なんだよなぁ。
来月は今月の百倍の数こなせるようにがんばろう。