歩く地蔵の軟派譚

30過ぎた打診ができない男の手記です。有益ではない。

回顧録 旭川

結果:1即

 

留萌市に出張。

黄金岬きれい。廃線になるらしい留萌本線も乗ってみたかったな。

にしんそばも美味しゅうございました。

駅前のホテルを予約していたものの、電車から案件出てこず。

ここまでおなごがいないとは…

 

1時間程街を徘徊して眠。

 

 

一晩で留萌は知り尽くしたので(誇張)、少し車を出して旭川へ。

1.5時間ほど走ると想像の5万倍程発展した街が。

これこれ、とドキがムネる。

 

19時過ぎ着。まずは散策。

めちゃ歩きやすい街だな~とか思いながら、連れ出し先に目星をつける。

個室搬送どうしよ…まずは車にぶち込むしかないよな…

 

1声目、綺麗なぴえん2人組。

「二人してNeedy Girl Overdoseみたい!」

知らないようでぽかんとされた。

つかみはダダ滑りだったが反応がよい。

未来は感じなかったのでシンプルに外見褒めながらちょい並行トークして放流。

ここのぴえんは綺麗だしお礼もちゃんとできて偉い。興奮した。

できれば3Pしたかったです。

 

ニチャつきも冷めやらぬまま2声目。

飲み帰り子hit。1声目のコンビがオープンしたのがうれしくて、しばらく並行トークの内容はかなり適当だったはず。

スタバのカップをいじり、ちょっとお茶しよでベンチに着席。

『え、ここ?笑』

と笑われたのが気持ちよかった。

 

和みの時点で食いつきはなんとなく感じられた。

自分は飲み物ないので子のやつ飲んでた。

 

(23時には帰宅したいから、21時半に旭川を出るとして…居酒屋連れたら遅くなるな…どうすればいい────。)

気付いたらめっちゃがぶ飲みしてた。

この減りすぎたコップを戻したら食いつき下がるかもと思って、持ったままでいた。

 

ふと、居酒屋に掲示された手書きのポスター?案内板に目をやる。

どうやら近場に夜景スポットがあるらしい。

自分の中のXmindが急に走り出し、シミュレーションが始まる。

大体どう転んでも行ける。あとは自分の打診力次第(な気がした)。

 

「ハァ~やっぱ旭川と言ったら夜景だよなぁ~」

『車でしか行けないよ』

「一生のお願い聞いてほしいんだけど」

『www』

「いこw45分で戻る」

 

⛰ 🚗💨💦

 

山頂付近の駐車場に車を停める。

展望台までの道中は真っ暗なので手をつなぐ。

「逆に危なくね?」

と小さな要求、腕を組ませる。

最終的にはバックハグみたいな格好で展望台についた(?)。

 

めちゃ良い夜景。普通に感動した。

オーバーに絶句したり語彙を失ったふりをした。

隣を見ると結構嬉しそうにしてたと思う。

 

近くのベンチには純愛そうなカップル。それを横目にキス。

 

全然だめじゃない『だめ』が聞こえた。いろいろと責める。

全然だめじゃない『こんなとこで』が聞こえる。

「隣のカップル、何かもどかしいじゃん?わからせよ」

 

過剰にイチャついた。

どこがとは言えないがトロトロになったところで下山した。

 

光の速さでラブホを検索し、搬送を試みるもなぜかグダ。なんでやww

 

結局、相手の家に行くことに。すぐにギラつくもシャワー入りたいらしく待つことに。

その間自販機で飲み物買っといた。

 

『ねぇ今日は帰らないで』

「いやさすがに帰るって、お互い仕事じゃん」

『やだ帰ってほしくない』

「そんな困らせないで。遅かれ早かれお別れするんだし」

『また会ってくれる?』

「絶対会お。具体的には来年の8月。ちょいちょい連絡取り合いながらさ」

『絶対ワンナイトで終わるやつじゃんw慣れてるでしょww』

「信じない奴は救われないんだぞw」

『ねぇ一緒に寝たい』

「明日起こしてね…」

 

無事陥落。即。

脱いだら細身E65でうれしかった。

 

途中から帰したくない雰囲気がすごかった。寂しかったのかもしれない。

旭川は出会いのほとんどがリアコミュらしいので刺激が欲しかったのかも。

結論は出ず、事後のまどろみに身をまかせて眠った。

 

──朝。何度もハグしてきてさすがに愛おしくなった。

「お邪魔しました」

 

こんなエモ即できてナンパ教わってよかったなぁと思いながら、北海道のクソでかい道をぶっ飛ばして帰った。