歩く地蔵の軟派譚

30過ぎた打診ができない男の手記です。有益ではない。

回顧録 草加

結果:1即

 

草加

車を4時間ほど走らせ埼玉に到着。

ビジホは〇〇イン(どこにでもあるやつ)だったので連れ込めるか戦慄していた。

初日は社長と飯食ったので諦めてはいたものの、なんとなく街の女性に違和感。

 

≪てか胸大きくない?≫

 

首を傾げたまま草加健康センターへ。至福。ブロワーのアウフグースやばすぎて死刑かと思った。

 

2日目、満を持して抜錨。

20時にも関わらず電車が来ないと人出がほとんどない。全然満を持していなかった。

30分程たわわウォッチング(地蔵)する。

4声目くらいで駐輪場からチャリを出そうとしているバイト終わり子hit。急だったのでテンパる。

「月、月綺麗、アッ」

『?』

「今日バイト終わるの早いじゃん」

『そうなんですよ、あれなんで知ってるんですか?』

「全然適当に言ったから焦ってる、他人だよ笑」

『ですよね笑』

「飲み足りない顔してたから」

『まだ飲んでないですよ笑』

 

バイト早い~飲み足りないトークが支離滅裂。

テンパると3秒前の会話すら忘れるので気を付けたい

 

何とか持ち直し並行トーク。食いつきはなんとなく感じている。押しに弱そう。

明日も仕事だし早くゐれたい

 

「埼玉暑すぎ。どっか入ろ」

『私自転車見てなくちゃいけないし…』

「オッケー」

サドルのレバーをくるくる回した。

『どうするんですか?』

ほどなくして外れたサドルをひょいと上げ、リュックにしまう。

「絶対盗まれないチャリのできあがり」

『ウケる笑』

意外と受けたww

 

で、コンビニ→ホテ→即。

フロントに人いなくてよかった。

 

『遊びたいとは思ってるのに、なかなかできないんです』

ってセリフが印象的だった。

たしか「穴モテって言葉もあるし、その気になれば簡単じゃない?」みたいなことを言った記憶があるが、絶対最適解ではないと思うww

たぶん、一通り遊んだ後の恋愛観とか聞きたかったのだろうか

 

帰り際チャリにサドルを戻すとき

「くるくるくるくる、きっとまた来る」

と繰り返しながらレバーをクルクルしていると、即子も繰り返してきたのエモかった──。