歩く地蔵の軟派譚

30過ぎた打診ができない男の手記です。有益ではない。

プロナンパ師®による講習、そして

筆不精が祟り、2021年になってしまった。

自分はというもの、相変わらず地蔵しがちなナンパライフを送っている。

 

 

7月某日、のんちゃま氏の講習を受けた。

それについていろいろ時系列にて(内容はポジティブなものです)。

 

twitterで面白いな~とよく見ていた方で、この人から学びたいと思ってからは流れるように行動していた。講習の内容や金額、事前の質疑等とてもスマートな対応をしてもらったのを覚えている。DMでファッションコンサルもしてもらえて満足度最高…ッ!

もうすげー楽しみだった。

 

それまでの自分はずーっと地蔵しており、2年で30声掛け1即というアフター・ビギナーズラックが怖いマンで、自己肯定感とかそれはもうなかった。

ストに出る前は雄弁にトゥイート→出た途端地蔵

これを週2でやっていた。

こんな自分が嫌で、この講習で地蔵克服できなかったらやめようと決意して受講に至った。

 

まあ今思うと、ただ自分を追い詰めたかっただけだと思う。

覚悟とか言いながら前日には楽しみになっている俺そういうとこやぞと思った。

 

仙台→大阪

まず受講にあたり期待値MAXで臨むため、

・経結膜脱脂(クマ取り)

ロエベのバッグ

・ゼロ地蔵note印刷(B5判)

・講師プロデュースのハイブラTシャツ

この辺を用意した。

 

特に上の2つは思ってたよりお金がかかって、ATMでお金下すときのジャコジャコいう時間が長くて膝が震えた。貯金はほとんどなくなった。

 

マネグダはじめ諸々の理由で夜行バスに乗り込む。

これから13時間かと思うと少し震えた。

 

in大阪

8時ころ梅田着。バス発着所にいた子が可愛くて地蔵した。

まずはニュージャパンでととのう。すっきりして退店。余裕をもって動けている、今日はいろいろ上手くいきそうと思って歩いていると、しっかり迷子になり遅刻してしまった。

 

DMで1謝罪してすぐ待ち合わせのカフェにたどり着く。のんちゃま氏をすぐに見つけた。

自分はスピリチュアルの類は全く信じないほうだが、彼から感じるそれはオーラというほかにない雰囲気をまとっていた。座った瞬間に胃が少しキュッとしたのが印象的だった。

挨拶とアイスブレイクも程々に、すぐ講習が始まる。

印刷したnoteを見せると爆笑していた。人間らしさが垣間見えて少し安心する。

気負いと内容の無駄の無さに3分ほどでキャパオーバーしたため、許可をもらい録音をした。

 

はわ~すごいな~と呆気に取られているうちに実地のフェーズに移行した。

ここも無駄の無い動きと講習に沿ったフレーズの使用。数声であっさりコンビニに連れ出す。

俺は「はわ~すごいな~(はわ~すごいな~)」という状態だった。

 

残りの時間は(お願いして少しロスタイムもらった)講師立ち合いのもと、自分もやってみる。フレーズ云々というより粘る事と楽しむ事を意識して取り組む。

 

地蔵、

 

地蔵、、

 

地蔵、、、

 

頭が真っ白になる。

 

なんでここに来たんだっけ?

地蔵克服したくて来たんだったよな・・

いやシンプルにこれだけやって声かけられないのやばくないか???

やばいなぁ、情けないなぁ…

……

 

と、いつもならこれでゾンビ化して無言徘徊→帰宅のルートだが、今日は違うスイッチが入ったらしい。お手本の粘りを思い出す。足を動かす。索敵する。そして柱にもたれかかるぴえんを見つける。

 

「こんにちは」

『・・・』

「でも、飲み足りないって顔してますね?(at14:00)」

『用事あるんで』

「なんていうか、遊び足りないなって顔してると思って」

『いや用事あるし』

「種の繁栄に貢献しなきゃで」

『もう行くんで』

 

怖さと緊張が渦巻いてトークもくそもなかった。顔は赤く、目はロンパッていたと思うし、最近日本語覚えた奴みたいな感じになってた。

 

何とか持ち直し、5分ほどトークしてLゲ。

おぉ、大都会でLゲできた…!!

 

普通に感動した。のんちゃま氏もほめてくれた。

ここでタイムアップ。解散する。

胸の高鳴りが止まないまま、蕎麦をすする。

 

(具体的な内容は割愛しますが、本当に濃いです。お値段以上。)

 

 

・・・・・・・・

 

 

18時ころになり、M氏と合流。

一度仙台で合流しただけの関係だけど、岩クマ―レッスンの兄弟子という理由だけで今回アテンドしてくれた。この心意気本当に好き。

コンビニKPしたり大会の話や師匠への愛を語った。

普通に盛り上がってしまって、急いでコンビニ退店。アーケード~泉の広場を一緒に回る。代表的な連れ出しスポットも教えてもらう。

まじで世話になった。現地民の声は本当に助かる。

まぁ今回は使わなかったんですけどね。。。

 

結局リミットすれすれまで一緒にスト付き合ってくれた。感謝。

 

そしてこの日、初50声掛けを記録した。

 

 

帰宅

大阪の滞在時間を少しでも長くしたくて、帰りは新幹線で東京→夜行バスで帰仙とした。コロナ禍ということもあり、こんな新宿は初めてって感じの過疎っぷりが印象的だった。

朝6時に仙台着。体バキバキだけど交通費3kのコスパにはかなわない。

シャワーを浴びて職場へ向かった。

 

今回の体験は一生ものにしたい、そんな遠征だった。